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モーターサイクルダイアリーズ

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モーターサイクルダイアリーを観た。

キューバ革命の指導者となったチェ・ゲバラの若き日を描いたこの映画。

決してバイクを愛する人のための映画ではないので注意。バイクは全然脇役。

 

若き23歳のエルネスト(チェ・ゲバラ)は、先輩のアルベルトと12,000キロの南米大陸縦断の旅に出る。基本的におんぼろバイクに二人乗り、一文無しというスタイルで旅をする二人。

行く先々で出会う人々との交流を通じて、エルネストの心に生まれてくる思い。23歳という若さで見た世界、現実。自らが恵まれた環境で育ったため、それはより衝撃的に、直接的に彼の心に響いたのではないか。

 

この経験がゲバラを革命へと向かわせる原動力になるんだろうなぁって感じで終わるんだけど、そもそもゲバラについて勉強不足なのもあってそこまで作品の中には入りこめなかった。

 

でも、若者が旅をしてっていう題材は「イントゥ・ザ・ワイルド」しかり、すごくベタではあるけどとても好き。

よく旅行なんか行っても価値観がなんて変わんねーよっていう人いるけど、実際海外行けば多かれ少なかれ価値観は変わると思う。

今まで当たり前に住んでいた環境と全く異なる場所に行って、違った文化、言葉、生活を見て、それでも何も感じずに帰ってくるんだったら正直何も考えてないんじゃない?

それで人生変えろって言ってるわけじゃないけど、「異」を見てそれを自分の中で理解し、消化することで少なからず心の持ちようは変わってくると思うんだよね。それが価値観が変わるってことであって、何も生き方を180°変えろって言ってるわけじゃない。

これからはこの成熟した、しかし成長が見込まれない日本社会の中で、どう生きていくのか。昔は高度経済成長でひたすら働いて働いてって時代だった。でも今はもう違う。

自分がどう働き、どう生きていきたいかを真剣に考えなければいけない時代になってる。そのためには若いうちに「異」を見ること、そして考えることが不可欠なのではないか。